「村上泉君慰霊登山」の記録報告
    実施日=728日〜31
    参加者=高橋洵、大藤勲、芦澤幸子、保野昭、由良薫、上島広嗣
     藤田友彦、長渕秀夫、高石敏男(高橋会長のドイツ語科同級生)
     高橋浩史郎(高橋会長の甥御さん)

    ルート=八方尾根―唐松岳―不帰岳―天狗の頭―鑓温泉―猿倉
     一帯は、村上泉君のご家族が“泉の山”と呼んでおられる

    行程の概要


   
28=高橋・藤田・長渕・高石・高橋考・大藤・由良の7人、八方池山荘泊
   
  芦澤はゴンドラ下のホテルに泊


    29(終日雨)

芦澤合流。高橋ら5人と大藤ら3人の2班に分かれて八方尾根を唐松山荘へ。昼過ぎ山荘着。夕方、保野、上島合流して10人顔をそろえる。山荘は前年改装を終え、喫茶室まで完備。食事も下界並み。2食付9000円、生ビール850


    30(霧雨のち風雨強く、視界10メートル以下)
   
    6
15 8人で出発(藤田、高石は山荘待機
    635 唐松岳山頂。長渕山荘へ引き返し、藤田、高石と3人で八方尾根を下山
    645 7人不帰の嶮へ
    845 不帰2峰北峰の「泉のケルン」着。コーヒー、スープで献杯。


遭難
2年後の668月に設置、988月に全面修理した銅版のレリーフは何の損傷もなく、刻まれた「さみしくも岩場のかげに若桜 散りて身にしむ友のなさけに」というご母堂・東栂枝さんが作られた句も鮮明に読みとれた

    915 大藤、由良は唐松へ引き返し八方を下山(午後2時白馬駅着)
         高橋ら
5人天狗の頭へ
    1343 天狗山荘着


        31(小雨のち曇り)

    655 山荘発。間もなくライチョウの親子と遭遇
    730 鑓の分岐
    940 鑓温泉小屋。300円で入浴
    1345 小日向のコル
    1617 猿倉山荘

50分ごとに休憩をとりながらゆっくり下山。雪渓を何度もトラバース、鎖場もあってハードな下り

 

(文中敬称略、記録時間は芦澤氏のメモによる)