綿向山山行記録

山行組の記録を簡単に報告しておきます。

西明禅寺を皆さんで参拝して散策組と別れ、すぐ近くの綿向山登山口へ。駐車場は満車状態。ぐじゃぐじゃのぬかるみに1台、ちょうど1台出て行った草地に1台、辛うじて停められました。もっとも、ずずっと奥まで行ってしまえば空き地がありましたが。

ここで武装を整え、使用前記念撮影して、いざ出発。なんと11時をまわってました。林道を少し歩いて、ヒミズ谷出会いで水無尾根道と分かれ、橋を渡って登山道へ。ジグザグ道を登りだすとやがて雪道に。ゆっくり行くでと先頭を行く大藤長老の人工関節の具合が調子いいのか快調なペース。下山パーティーがゾロゾロすれ違う。足早に追い越して行くパーティーもゾロゾロ。

3合目を過ぎたところのあざみ小舎で小休止。5合目の「夢咲の鐘」の小屋で昼食休止。ここでアイゼン着用。
更に快調に、すれ違う人たちに励まされながら、7合目の行者コバに。ここで、「おたくら、もう2時ですよ。大丈夫ですか。軽アイゼンの人なんかもいて。」とご心配の声が。確かに喜寿トリオ以下平均年齢72歳の老年登山者集団は余程頼りなく見えたのでしょうね。それでも、「この上はとてもきれいで、樹氷も見事でしたよ。」と励ましてくれる優しい人たちもいました。元気出ますねぇ。

そこからは夏の巻き道ではなく、雪の尾根道を直登する冬限定のルートで、樹氷の樹林帯。無風快晴の空に樹氷がキラキラと輝き、幻想的で雪山歩きの醍醐味。ほどなく1110mの頂上に到着。道中の賑やかさもこの時間になると誰もいない我々だけの世界。360度の景色を満喫し、芦澤さんの喜寿の誕生日登頂を寿ぎ、満ち足りた思いで下山路に。登りより慎重にゆっくりと下り、3合目を過ぎたあたりでアイゼンをはずし、日没も近い頃にに無事下山しました。
寒くもなく、汗をかくこともなく、しんどくもなく、ただひたすら快適な雪山歩きの一日でした。

広瀬幹事長の予定時間は大幅に過ぎてしまいました。幹事長の御心配をよそに、みんなニコニコ顔の大満足でした。

メンバー:大藤勲、高井和子、芦澤幸子、吉永行夫、吉田隆三、船井総一、山田昭一


【参考コースタイム】
11:10 駐車場発
11:30 ヒミズ谷出合
12:15 2合目 
12:35 3合目(あざみ小舎) 
13:05 5合目(夢咲の鐘の小屋) 〜13:35
13:55 7合目(行者コバ)
14:35 綿向山山頂(1110m) 〜14:45
15:35 5合目小屋
15:40 同発
15:55 3合目小舎
16:50 ヒミズ谷出合 〜17:00
17:15 駐車場


***********************
山田昭一
***********************