哲学

哲学の勧め

 

哲学の勧め

池辺義教

四六判/軽装本/265頁/
定価2,625円(2,500+税)

より良く生きるうえで真に「哲学する」道とは
いたずらな説明を排した「哲学へのプロトレプチコス」は半世紀を越える哲学研究のフットノートとして著者自身の精神の歴史でもある

価格:2,625円


目次

Ⅰ 哲学と人生

第一章 「問」の構造 —知と無知との間に …………… 11
  • 1 問の発端 …………… 12
  • 2 無知の自覚 …………… 14
  • 3 哲学的問の本質 …………… 17
  • 4 万人の共有する哲学の問題 …………… 20
第二章 人類の危機脱出の道 …………… 23
  • 1 虚栄心と偽善によって動く現代社会 …………… 24
  • 2 贅沢な生から簡素な生へ …………… 26
  • 3 自己の愚劣さに対する誠実さ …………… 29
  • 4 個の尊厳、人格の尊厳の確立 …………… 31
  • 5 「人権宣言」に欠落する友愛 …………… 33

Ⅱ 共感を哲学する

第一章 みることとまもること …………… 41
  • 1 スピノザの直観的認識 …………… 42
  • 2 ヴェーユの直観的注視 …………… 46
  • 3 美の受肉としての人生 …………… 53
第二章 共感と思いやり …………… 61
  • 1 人間の誕生と自立 …………… 62
  • 2 まやかしの共感と思いやり …………… 68
  • 3 共感と思いやりの成立 …………… 77
  • 4 根源的感情としての共感と倫理的行為としての思いやり 87

Ⅲ 時間を哲学する

第一章 失われた時を求めて —いま、ここに生きていることの重み …………… 107
  • 1 時間の不思議さ …………… 108
  • 2 心のなかにある時間 …………… 110
  • 3 時間の不思議さを解く鍵 …………… 112
  • 4 自然的時間と人間的時間の合流 …………… 115
  • 5 宗教的時間の特色 …………… 119
  • 6 絶対の現在としての永遠 …………… 122
第二章 時間と人間 —来る・在る・去るをめぐって …………… 125
  • はじめに …………… 126
  • 1 生死の観点から見た時間の三相 …………… 127
  • 2 出会い、迎え・別れのある時間 …………… 132
  • 3 生死における自力と他力 …………… 136
  • 4 人間として生きる—命の輝き …………… 140

Ⅳ 医学を哲学する

第一章 医学をみる眼 …………… 147
  • 1 身体過保護の文明 …………… 148
  • 2 欲望充足の文明 …………… 150
  • 3 簡素な生に対応する医学 …………… 152
第二章 医学と哲学の兄弟的握手—デカルトとベルクソン …………… 155
  • はじめに …………… 156
  • 1 心身分離の立場にたつデカルトの医学 …………… 156
  • 2 学問の木における医学と道徳 …………… 160
  • 3 ベルナールにおける医学と哲学の握手 …………… 163
  • 4 心身合一の立場にたつベルクソンの医学 …………… 167
  • 5 上からの医学と下からの医学の合流 …………… 170
  • おわりに …………… 174
第三章 医療と宗教の根底にあるもの …………… 177
  • 1 医療と宗教の一体性 …………… 178
  • 2 ユヴェナリスの祈C文の真意 …………… 181
  • 3 身体過保護、自己中心の文明 …………… 185
  • 4 癒しと安らぎの一体化 …………… 188
  • 5 心身一如と生死一如 …………… 191

附 論 プラトン哲学におけるの役割 …………… 264[1]

あとがき  197

初出一覧  265

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