「一、麹 二、きもと 三、造り」は、酒造りの基本でありますが、当蔵では、米の処理に重点を置いて「一、蒸し 二、蒸し 三、造り」こそが良い酒を造るための条件であると考えております。
原料処理装置を通して最高の蒸米への準備を終えた米が、蒸米機へと送られます。和釜の原理を応用した蒸米機によりそれぞれの用途に合わせた蒸米を作り上げていきます。蒸し上がった米は放冷機に運ばれて冷まさじ制御をしています。
麹造りは酒造りの中でも重要な工程です。当社での麹造りは山田錦および五百万石以外の使用せず、吟醸麹（よく乾燥した突ハゼ麹）を指向しております。
